道竅談 李涵虚(198)第二十三章 玄牝基根(解説2)

 道竅談 李涵虚(198)第二十三章 玄牝基根(解説2)

神を補う「物=物質」は気であり、神を養う「用=作用」もまた気とされる。神と気は絳宮(中丹田)で出会って、黄庭(下丹田)で融合する。こうしたある種の集中境地を「凝」と称する。これは自ずから生ずることであるが、絳宮での神と気の出会いにはある程度の意図的な働きが加えられなければならない。心身の「静」の状態をある程度は得ておかなければならないのである。つまり「神」を安定させようとして「神」にアプローチするのは間違いでそれは必ず「気」でなければならないことを教えてるわけである。

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