道竅談 李涵虚(200)第二十三章 玄牝基根(解説4)
道竅談 李涵虚(200)第二十三章 玄牝基根(解説4)
「真精がすでに黄金室に返っていれば、一粒の明珠が長く離れることがない」とあるが、ここに記されてるのは先天の気の世界でのことである。そうであるから「黄金室」は特定の部位をいうものではない。真精と真神とがひとつになるところを「黄金室」とするわけである。つまり先に後天の神と気が融合しているので、それに続いて先天の気の真神と真精とが融合することになるわけである。ただこうしたことは自然に生じているので、実際の修行にあってはあえてこのような分類をする必要性はないのかもしれない。
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