道竅談 李涵虚(207)第二十四章 「中」の意味(解説4)
道竅談 李涵虚(207)第二十四章 「中」の意味(解説4)
「中」を得ることで「養己凝神」や「入室還丹」が達せられるとする。「養己」は「煉己」と同じで本来の「善」なる心を悟ることである「性」を見出しすことをいう。そうなると心が落ち着く(凝神)のである。こうした境地に入ることはまた「入室」とも称される。「還丹」はそれまでの心身の状態が変化をすることで、「善」なる心を見出そうとする過程において精神が安定して心身の状態があるべき状態へと戻るのことといえる。
コメント
コメントを投稿