道竅談 李涵虚(193)第二十三章 玄牝基根(解説4)

 道竅談 李涵虚(193)第二十三章 玄牝基根(解説4)

続いては先天純陽の一気を「玄牝の一竅」とも称している。そしてこれを「『生生化化』の源」ともしている。つまり生命力の源としている分けである。これは神仙道では「腎」とされる(下丹田やヨーガのムラダーラ・チャクラも同じ)。腎を安定させるためには心が安定しなければならない。「一竅」は先天と後天をつなぐ「玄関」でもある。腎が安定することは先天の世界へ入るため、あるいは先天と後天が融合するための前提となる。

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