道竅談 李涵虚(257)第二十九章 「採」と「煉」の妙用(解説5)
道竅談 李涵虚(257)第二十九章 「採」と「煉」の妙用(解説5)
「子(下丹田)の月を建てれば(玉液還丹)、気は昇り始める」とは「子」つまり下丹田を開けば月が動いて周天が始まることをいっている。「月」とは心・離(陽陰陽)の一陰であり、日は腎・坎(陰陽陰)の一陽である。これら一陽を一陰を動かすには、腎を活性化され、心を沈静化させなければならない。瞑想で特定のものに集中することで心を鎮めると教える人も居るが、これでは真の沈静化は起こらない。別のストレスによって違う状態になるに過ぎない。意識や呼吸は特段の操作を行うべきではない。
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