道竅談 李涵虚(303)第三十六章 神と意の妙用(解説3)

 道竅談 李涵虚(303)第三十六章 神と意の妙用(解説3)

長く静坐を続けようとするならなかなか「無為」「虚無」だけで続けることは難しいのかもしれない。そうであるからいろいろな瞑想の技法を試したくなる。あるいは静坐の後に仲間と話をしたりする「イベント」などの楽しみを置くことでモチベーションを維持しようとすることもあろう。しかし、そうしたことでは「虚無」を実践したことにはならない。ただひたすらに続けなければならない。とにかく続ける。重要なことは一日も休まずに続けることである。それは一日一分でも構わない。そうした中に自ずから「元神」が開かれる。こうして静坐の醍醐味が分かるようになると「イベント」はかえって煩わしいものとなる。


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