三車秘旨(2)前言(解説1)
三車秘旨(2)前言(解説1)
今回より「道竅談』を終わって『三車秘旨』に入る。「三車」とは三つの周天のことである。ただ三つの周天といっても、その方法に三種類があるわけではなく、三つの段階があるということに過ぎない。これらは周天を行って行く内に自ずから変化をするものといえるし、またそうでなければならない。加えて周天においても任脈、督脈といった特定のルートを陽気が周るとイメージすることを必ずしも必要とはしない。特に静坐においてイメージ法を用いることは良しとしていない。要するに自ずからなる変化を三段階において示したのが「三車秘旨」ということになる。
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