三車秘旨(57)道情詩詞

 三車秘旨(57)道情詩詞

(本文)

「第一に重要なこと。練精化気」

陰キョウ(会陰)の脈の上に気が漂う

まさに真元はここにある

これを虚無へと入れて気を練れば

(仙人の居る)遥かなる蓬莱の島へも通じ得る

(解説)

周天において初めに会陰のあたりに陽気を集めることを述べている。虚無へと入れるとあるのは最終的に周天は自然に巡るものであることを教えるためである。意識によって導かなくても自然に周天のルートが開かれる境地に入ることが重要なのである。静坐においては初めにある程度、意図的な練習をしてそれからそれを脱する方法もあるし、初めからただ坐るという方法もある。5分ほどでも毎日、静坐を実践するのがひどく苦痛であればある程度、テクニカルな方法を用いるのも良いであろう。


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