三車秘旨(58)道情詩詞

 三車秘旨(58)道情詩詞

(本文)

「戴二に重要なこと。練気化神」

神と気が共に杳冥へと入る

ここに空なるところ真経を唱えるを聞く

五方より五気が来たる

道に参じて神の生ずるは仙への入り口

(解説)

杳冥とは「玄」のことであり、「虚空」のことでもある。煉精化気では「気」が虚空へと入ったが、この煉気化神では「神」も虚空へと入ることになる。これは修行の方法へのこだわりが無くなる「気」のレベルから、修行をするということそれ自体へのこだわりが消える「神」のレベルに入って行くわけである。ただ日々の実践として静坐を続けることでいろいろな発見がある。心身の状態は日々変わるので、毎日同じことをすればその変化を容易に知ることができる。


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